和佳亭

これまで初めて行く店ばかりだったが、今日は嫁と一緒だったので冒険をやめ、何度も行っている店にした。スタイルは「そばを中心としたファミレス」。ただし、チェーン店ではない。10年ほど前、現住所に移転すると同時にそば屋としては異例の大きさとなった。以来、いつも混んでいる。

私は麺類を食べたい気分ではなかったので、天丼(1000円)を注文。ころもは固め、タレは私の好みよりもちょっと甘い。イカ、キスがうまかった。

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店員の応対がいい、食後のアイスクリーム&コーヒーセットがちょうど注文しやすい絶妙価格に設定されているなど、この店のおやじの経営者としてのセンスも感じる。

さて、私は天丼を食べるとき、決まってえびを最後まで取っておく。たまたまいま読んでいる経済学の本に、人はなぜ貯蓄(投資)するのか、人に消費ではなく貯蓄を選ばせるのは何なのかというテーマが出てきて、time preferenceという概念が紹介されているのだが、私がえびを最後まで取ってあるのは、たんに主役にはトリを務めてもらいたいから。最後にドカンと消費するために貯蓄している投資家もいるのではないか。